アコウ(魚)
「アコウ」という魚は、関東と関西で全く別の魚を指します。
関東で「アコウ」とは「アコウダイ」を指します。
色が鯛に似ているため「タイ」の名前がついていますが、タイ科ではなくフサカサゴ科の魚です。
全身が美しい真っ赤な綺麗な色をしていて、目が大きく、 頭に棘が多くゴツゴツしているのが特徴です。 「アコウ」は「アカウオ」の意味でもあります。
アコウダイは深海に生息しているため、釣り上げると目が飛び出します。そのため「メヌケ」とも呼ばれます。
※サムネイル画像が「アコウダイ」です。
メヌケと温燻二味焼き
対して関西で「アコウ」は「キジハタ」を指します。
茶色の地色に薄く幅広い横縞があって、赤茶色の豆粒大の点が一面に散在している見た目です。
こちらのアコウも非常に美味しく 、高級料理に用いられる上等魚です。
「アコウ」は関東と関西で全く別な魚で、味も全く違います!
機会があれば、ぜひ食べ比べしてみてください。
割烹 阿吽(あうん)[店舗情報]
落ち着いた完全個室で心がよろこぶ本格的な会席料理。御祝い・法事・接待に。
東京都府中市宮町2-22-18
042-306-5003