箸(はし)
日本人の一生は箸で始まり箸で終わると言われるほどに箸にこだわり、
箸は大切に扱われてきました。
箸は「生命の杖」 とも言われ、日本人は誕生から死ぬまで箸のお世話になります。
大切にされてきたお箸だからこそ、箸使いのお作法があります。
他の人に不快や不浄観をあたえるような箸使いを「嫌い箸」といい、無作法な行為とされています。
「嫌い箸」 には以下のようなものがあります。
食事中に箸で人を指す「指し箸」
料理の上をあちこち動かす「迷い箸」
食器を箸で手前に引き寄せる 「寄せ箸」
箸の先から汁を落とす「涙箸」
料理に箸を突き刺して食べる「刺し箸」
汁物などをかき混ぜて中身を探る「探り箸」
食事の途中で箸を食器の上に渡してく「渡し箸」
箸使いを見ればその親がわかると言われます。
箸使いにはその人の性格がでるとも言われます。
また、箸には神や箸を使う人の霊魂が宿り、ともに食する食具とも言われます。
日本人として、キレイな箸使いを心掛けたいですね。
箸の話にはまだまだ続きがありますので、
カウンターでお食事の際にはいろいろお話させていただきます。
リニューアルして新しくなったカウンターで、皆様のご来店をお待ちしております。
割烹 阿吽(あうん)[店舗情報]
落ち着いた完全個室で心がよろこぶ本格的な会席料理。御祝い・法事・接待に。
東京都府中市宮町2-22-18
042-306-5003